コンピュータの世界に40年、その経験が役立てば、これに過ぎた幸せななし。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 昨日、友人に頼まれてPCの修理をする。 数年前のDEL。 昨年、何処かでも貰ったと言うPCを持ち込んできた。 見れば、どうすればここまで汚れるのかと言う代物である。 キーボードは、ほこりが固まって、まともに押下できない。 本体は、ブリッジでショートするのではないかと思えるほどだ。 そんな代物だから、先ず、マザーボードの洗浄から始める。 蒸気洗浄をしたのだが、汚れがひどくて、どうにもならない。 全部ばらして、家庭用洗剤で洗っては見たものの、油汚れか、落ちそうにない。 こうなったら仕方がないと、油汚れ用の洗剤をぶっ掛けて、汚れが浮いたところで、水圧の掛かる自動車用のホースで丸洗いだ。 CRTも又然り。 結局、完全に乾燥させるのに丸二日掛かってしまった。 それから組み立て、作動テスト、完了まで一週間を要した。 そのPCなのである。 しかし、感心したことがある。 DELの設計思想だ。 アセンブリが容易であり、分解時に確認しておけば、メンテナンス・マニュアルを必要としない。 問題は使用者にある。 友人が不器用なのか、無精なのか、電話で指示しても、どうにもならない。 迎えに行くから見てくれと言う。 出かけなければならないからと言うと、運転手をしてくれると言う。 用件を済ませるのに小一時間。 待っているのでだ。 さて、件のPCを見ると、案の定、大した問題ではないのである。 如何にPCが家電化したと言っても、これで良いのだろうか。 PCは、使用者にとって知的資産の格納庫である。 知的資産の蓄積は、その人にとって、歴史であり存在の証明でもあるのだ。 それを格納するPCは、日常生活における家に例えることができる。 生活の基盤である家を保守管理しない人はいない。 同様に、PCを保守管理しなければ、自己の存在の証明でもある知的資産は失われる。 キルケゴール的に言えば、必然性の病、すなわち絶望の状況にある訳だ。 もうそろそろ桜も咲く。 ぱっと咲いてぱっと散る。 この桜に対するイメージには誤謬があるのではないだろうか。 学習院の校章は「山桜」、入学の時に教わる歌がある。 「大和心を知るならば、朝日に匂う山桜かな」 本居宣長の歌である。 ここのは、艶やかな桜というイメージではなく、風雪に耐え年輪を重ねた山桜の逞し Best regards PR
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コメントやクレームがあれば、お知らせ下さい。 Best regards 梶谷恭巨 先週末、友人が、「面白いものがある」と訪ねてきた。 「何だと思いますか」と、なかなか手の内を見せない。 余程、面白いものであるらしい。 もっとも、彼のことだからコンピュータ絡みである。 ダンボールの大きさや、その時代がかった雰囲気から余程昔のものらしい。 「おい、そんなに焦らすなよ」だ。 驚いた事に、登場したのはワンボード・コンピュータなのだ。 恐らく20年ぶりの再会である。 ボードに見えるキー配列、セグメントのLED、コントローラやICチップに懐かしい名前が見える。 Z80、8255、感激ものだ。 友人はキットを買って組立てたのだそうだ。 電源は自作。 まだ動くのである。 一挙に30年の歳月を超越する。 最初に出会ったワンボード・コンピュータは何だったのだろうか。 記憶を辿ると、NECか富士通だろう。 確か、この2社のものが有名だった。 NECなら「TK-80」、富士通なら「L-Kit」だ。 メイン・フレームから離れて、5年は経っていただろうか。 広島の新川場通りを抜けて、100m通りに出たところに、今のFBI(初代のNECマイコンショップ会会長)の国司(くにじ)さんの店があった。 今は、新川場(しんせんば)町という町名もないそうだが、広島のマイコン・パソコンの発祥の地だろう。 新潟に来て、最初に手に入れたワンボード・マイコンは、東芝の「EX-80」だった。 パソコンがベレボウに高い時代だ。 それでも、BASICが使えただろうか。 当時、「へー、BASICが使えるようになったんだ」と感激した覚えがある。 それに、出力系をカスケードに組んでTVに繋げばインベーダが出来た。 これがまた懐かしい。 暇を見ては遊んでいた。 昔、コンピュータの時間は犬(けん)年と言われた。 犬の寿命がが7年に由来す。 もっとも今は、それ所ではない。 しかし、基本はそこにある。 広島城築城の歴史が、深く新川場に係わるように、パソコンの歴史も、ワンボード・コンピュータから始まるのだから。 梶谷恭巨 『柏崎通信』という非公開のML型メルマガを配信している。 ところが、時に問題が生じる。 先日配信した『柏崎通信』(563)の内容が空文になっていましたのだ。 どうも、迷惑メールのフィルタリングに問題があ有るようだ。 昨年辺りから、自分のアドレスから自分にメールが送られる、所謂「ランドアタック」あるいは「スプーフィング(なりすまし)攻撃」を受けているのだ。 詳しく言うと、サーバーに対するDosアタック(サーヴィス拒否攻撃)の一種で、IPヘッダーの「宛先アドレス」だけを参照して転送するルータの機能を悪用したものだ。 要するに、発信元IPアドレスが何であっても構わない訳だ。 そこで、IPヘッダの発信元IPアドレスを書き換える。 ここまでなら迷惑メールのフィルタリングで、ことは済むのだが、発信元IPアドレスを宛先IPアドレスと同じにされると、迷惑メールリストに登録した場合、自分の発信メールもフィルタリングの対象になってしまう。 自分自身に「なりすまさ」れているのだから始末が悪い。 そこで、仕分けルールで排除する。 件名の内容の一部に「XXX」がある場合、迷惑メールフォルダに入れる。 最近は、プロバイダ側で、怪しいメールには件名の冒頭に[spam]を付けるので、内容に[spam]があれば迷惑メールフォルダに入れるようにしている。 (もっと良い方法が有るのかもしれない。) ところが、相手もさる ところが、誤って拒否リストに登録する場合もある。 また、未知の方法で、自分のアドレスを拒否リストに登録される場合も考えられるのだ。 そこで、定期的に拒否リストをチェックする必要が有る。 知らない内に、自分のアドレスが拒否リストに登録されていることが有るのだ。 そこで、拒否リストを見ると、果たして自分のアドレスがあったのである。 今回のケースも、それらしい。 「らしい」と言うのは、登録の経緯を把握していないからだ。 ただ、空文になった理由も今一つ不明である。 同文のメールをバックアップ用のG-Mailに発信したのだが、問題は無かったのだ。 そこで、確認のため、再度メールを配信した。 ところが、問題が解決しないのである。 MLの配信には、FreeML.com を使用している。 管理ページに入り、配信したメールを確認した。 本文は、届いていたのだ。 益々、状況が混沌となる。 ただ、気になるところが2箇所あった。 件名の「-」が、「?」に変わっている。 それに、文末に不明の文字列が付いているのだ。
柏崎マイコンクラブのメンバーから質問があった。 これは、その質問と回答の経緯である。 同様な問題の参考のために掲載する。
西澤君 インターネットに繋がっていない時にも、「クォーター不足」が出るということなので、マイクロソフトのサポートオンラインを調べてみた。 以下、その技術情報:
要するに、レジストリーが肥大化し、アクセスの負荷になっているようだ。 恐らく、君のケースは、この問題ではないだろうか。
そこで、次のことを試してみてはどうだろう。 フリーウェアにレジストリーの高速化をはかるソフトがある。 以前、KMCの掲示板にも書いたことがあるので、記憶に残っているかもしれない。 例えば、「Easy Cleaner」など。 私は、Easy Cleanerを使ったことがあるので、先ず、それを使い、不要なレジストリーを削除することを薦める。 他にも、市販のソフトがあり、こちらは高機能だ。 大体、3,4000円くらい。
レジストリーのサイズが軽減されれば、負荷が軽減されるので、アクセス速度は向上する。
有難うございました。
クォーター不足はインターネットとつながってないとき
にも出ることがあります。
西澤より、
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HN:
ドクター梶谷
性別:
非公開
職業:
システムエンジニア
趣味:
パソコン
自己紹介:
柏崎マイコンクラブ顧問
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