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コンピュータの世界に40年、その経験が役立てば、これに過ぎた幸せななし。
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 最近のコンピュータ教育の実情を知らないが、言語体系も変化し、様々なツールが登場し始めた頃から、基礎の基礎と云うべき分野が疎かにされているのではないかと思うようになって、久しい。 事実、三年前、長岡の会社で新人教育を行ったとき、そんなことを感じた。 そこで、基礎の技術しか使うことの出来なかった時代のプログラミング技法というか、アルゴリズムあるいは考え方に付いて書いておくことも必要かと、自分の書いたプログラムを例に紹介したい。 もっとも、陳腐な話と笑われるかも知れないが。
 
 メモリー容量も少ない、ましてや、ハードディスク使えない、フロッピーのみのPCで、100種類ある在庫管理システムを作れと依頼されたら、皆さんは、どう対処するだろう。
 
○事例の情況
 今はもう骨董品になってしまった、あるいは死語になってしまった日本語タイプライターをご存知だろうか。 その大手の某メーカーから、80万種類ある活字の在庫管理がしたいのだが、出来るだろうかという相談があった。 マシン環境は、PC8001MkIIにカラーCRT、外部記憶装置は、8インチのフロッピーディスク(FD)、ほかにプリンターでる。
○問題点
 問題点は、種類ではなく、一種類当りの数量の問題だ。 せいぜい100個多くても200個を在庫するだけで、活字自体はすぐに鋳造できるとの事。 これなら、問題は解決する。 さて、野のように解決したと考えられるだろうか。
○解決策
 「コロンブスの卵」なのだ。 8インチのFDは、約1メガの容量である。 すなわち、約100万バイト、一種類の活字に1バイトを割り当てれば、先のように1種類の最大在庫数が100から200なのだから、充分に間に合うのである。 二連のFDなので、一方をプログラムに、もう一方をデータ専用にすればよいのだ。
 但し、プログラムに工夫がいる。 FDのトラック・セクターに、直接、読み書きをしなければならない。 この辺りの事を、言い換えると、FDの物理的構造やファイル構造が理解されていいれば、付け加えると、FDのコントローラの多少の知識があれば、プログラミングの難しくはない。
 実際、この方法を使うと、大容量のハードディスクを使うより、アクセス速度は速いのである。 カシャとFDを読みに行くと、画面に瞬時に表示される。 そんな具合なのだ。
 
 実は、この方法、これが最初ではない。 外来患者数約4000人病床数約500の総合病院の病歴管理プログラムを作るとき、試行錯誤の末、発案した技法なのだが、この場合には、もっと多くの問題点があった。 これについては、また次回に。
 
 
Best regards
 
 
梶谷恭巨

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 女房殿の会社のシステムが全面的に変更されるという話を聞いた。 数年前、完全に外資系の会社になったので、遠からず、実施されるとは思っていた。 具体的なことは判らないが、何でも数人のインドの技術者が長期滞在して、システムを改変あるいは構築しているそうだ。
 
 従来のシステムは、NECのメインフレームACOSによって構築されていた。 今回のシステムは、テキサスの本社のシステムと統合することが目的であるようだ。 ORACLEを使うらしい。 今、その作業で、現場の社員もてんてこ舞いの状況とか。
 
 女房殿の話では、各部署との調整が難しいらしい。 どうも、モジュール化で作業が行われていると思われる。 まあ、それ自体、特に問題があるのではないが、ただ、落とし穴があることも事実なのだ。
 
 システムと云うものは、生き物である。 様々な環境要因により進化する。 コンピュータ・システムを導入する以前の問題なのだ。 概して、その事実を軽視して、コンピュータを導入する。 長年、行われてきた現場の作業、言い換えれば、原システム、例えば、作業手順や指示あるいは書類体系は、業務改善や規格化により進化してきたのだが、コンピュータの導入とか入れ替えになると、その事実を、どういう訳か重要視しない傾向がある。
 
 業務の革命とかいわれ、華々しさがもてはやされるのだが、そこには、予期しない陥穽があるものだ。 四十年余、様々な場面で、そんな状況に遭遇した。 おかしな言い方かもしれないが、キルケゴールの言う「死に至る病」における「必然性と可能性の絶望」のような、現実と理想の相克を生むのである。
 
 システムあるいは体系と云うものには、必ず「特異点」が存在するか、あるいは生じるものだ。 数学や物理の理論上の問題ではない。 むしろ、現実のシステムにこそ、常に、「特異点」は存在し、また、気付かぬ内に拡大している。 特に、時系列の切れ目が、発生の要因になる。 力学的場に「特異点」が発生すると、外的要因で、「特異点」から場の崩壊が始まる。 (進化の起点になることも付け加える。)
 
 コンピュータ・システムに携わって四十年余、システム屋として、最も恐れるのが、この特異点なのだ。 コンピュータ・システムは、大きなシステムの一端でしかない。 最近は、余り使われないが、マン・マシン・システムと謂う言葉があるように、時には、人とコンピュータ間で、時には、社内あるいは社外との関係、また人間関係も、「特異点」を生む要因になる。
 
 まあ、他人事と言ってしまえば、それまでだが、企業がグローバル化すればするほど、否、システムが巨大化すればするほど、思わぬ陥穽の存在を警戒しなければならない。
 
 最後に、歴史的な事例を紹介しておこう。 「世界大恐慌」の原因と言われるものは様々である。 しかし、その一つに、電信の普及があったことを知る人は少ないかもしれない。 第一次世界大戦後の好景気に沸く米国では、農業が隆盛期を向かえ、単一作物による大規模農業へと変化した。 まあ、このことは、おくとして、要は、農家が皆金持ちになったのである。 そこに普及したのが、電信による株の売買あるいは商品(農産物など)相場だった。 シカゴやニューヨークの商品市場や株式市場が、一気に拡大した訳だ。 従来、需要と供給のバランスで動いていた市場に、思惑が入り込む。 現物市場とのギャップは、必然的に拡大した。 ケインズの謂う「流動性選好」である。 電信の普及と思惑、どう解釈されるかは、皆さんにお任せする。
 
 そう言えば、「複雑系」という言葉も、最近、余り聞かないが、米国で蝶が飛び立つと、日本では何が起こるのだろう。 尚、「特異点」に関する解釈については、飽くまでも私見である。
 
Best regards
梶谷恭巨
 
 長いこと、自分の名前「恭巨(ヤスヒロ)」と同名の人は居ないのではないかと思っていた。 ところが、昨日、ブログにコメントが寄せられた。 差出人は、福岡の「足立恭巨」さんという。 最初は、何かの悪戯か間違いだと思ったが、詳細を読むと、そうではないようだ。 何でも、同窓会の案内があり、私と同様に、「恭臣(ヤスオミ)」と間違えられていたそうだ。 そこで、インターネットで、果たして「恭巨」という名前の人が居るのかと、調べたところ、『柏崎通信』あるいは『ドクター梶谷』のサイトがヒットしたということらしい。 早速、命名の経緯など返信する。
 
 少々気になるので、私もGoogleで検索してみた。 ”恭巨”で絞り込んで検索したところ、約1310件のヒットがあった。 因みに上げてみると、
 
有野恭巨さん: ゴム関係の技術者らしい。 発明(特許)があるようだ。
阿部恭巨さん: 矢張り技術者か、理系の学生さんか。
藪野恭巨さん: 阪急ホテルのシェフらしい。
神田恭巨さん: 山口県の消防団員らしい。
早川恭巨さん: アパレルウェアという会社の採用担当者らしい。
斉藤恭巨さん: 大阪の中学生で第61回大阪市長杯の中学2年の部で優勝している。
大田恭巨さん: ブログを掲載、URLでは「Yasuomi」とあるから、間違いかも。 良くあることだ。
小原恭巨さん: 新丸子の不動産屋さんらしい。
牧 恭巨さん: 石油会社の人らしい。
梅本恭巨さん: 宮島の猿山が好きとか。 広島の宮島に猿山などあっただろうか。
小塚恭巨さん: トライアスロンの選手らしい。
 
 以上、暇に任せて調べてみたが、こんなところだった。 名前が珍しいと、良い事があるのかも知れない。
 
 因みに、私の名は、父親の「恭夫」から一字、最初は別の名前を考えていたのかもしれないが、(もしかする「恭臣」かも)、祖母が、どうしても戦死した弟の名前「一巨(イッキョ)」の「巨」を付けて欲しいということから「恭巨」となった。 しかし、さて、どう読ませるかと言うことになり、父の実家である湯浅と縁の深い、出雲大社の宮司・千家さんに相談したところ、「ヤスヒロ」と読ませればよいということになり、「恭巨(ヤスヒロ)」という事になったと聞いている。
 
 「一巨」の正式な読み方が「イッキョ」なのかどうか、聴いた記憶が無い。 「一巨」大叔父は、東大大学院でフランス文学を研究していたが、応召され、旧満州の虎林(コリン)というところで戦死したらしい。 祖母と母は、ソ連からの引き上げ船が入港すると聞けば、舞鶴に出かけていた。 引き上げてくる軍人さんに、聞いて回ったが、情報は皆無に近かったそうだ。 ただ、同じ部隊という人から、一巨大叔父は、語学が堪能だったので、連隊なのか師団なのかは不明だが、司令部付だったそうだ。 ソ連が、日ソ不可侵条約を破棄し、旧満州に進攻したした際、前線である虎林に居たことは確かだったようだが、ここに駐屯していた部隊は、ほぼ全滅。 結果、その後は不明。 ソ連が旧満州の捕虜を強制労働のため連行したと言う情報に一縷の望みを賭け、祖母と母は舞鶴に出かけた。 祖母は、亡くなるまで、一巨大叔父と、原爆で死んだ大叔母・渚のことを気にかけていた。
 
 渚大叔母は、東京女子医大を卒業後、日本赤十字に入社、広島赤十字病院の外科医(被爆当時、外科部長、男性の医師が軍医として出征していたからか)として働いていた。 出勤のため、白島の広電の停留所に居た時に(車内にいたのかもしれない)、被爆。 全身、電車のガラスの破片を浴びていたそうだが、病院まで這うようにしてたどり着き、手術中に死亡したそうだ。 被爆後の広島に出て、渚大叔母の消息を尋ねたようだが、それどころではないのが広島の状態。 戦後も日赤病院の関係者などを訪問して、生前や死の状況など尋ねていた。 実は、小学生の頃、中耳炎(慢性)に罹り、近くの病院ではなく、日赤病院に通ったのも、祖母の思いがあったからかもしれない。 余談だが、祖母の妹弟で生き残ったのは、長女である祖母と末っ子の陸(クガ)大叔母の二人だった。
 
 祖母の思いもあるので、その後、私が調べたのだが、一巨大叔父についても、渚大叔母についても、多くの情報を得ることはできなかった。 最近になって、東大と女子医大の学生名簿を確認し、調査依頼したのだが、詳しい情報は得られなかった。 また、渚大叔母については、日本赤十字社に問合せをしていたのだが、広島赤十字病院については、書類が焼失あるいは戦時中・戦後の混乱期に紛失し、伝聞情報をまとめたものがある程度で、しかも、被爆し亡くなった職員が多いので、詳しい情報は無いとのこと。
 
 まあ、そんな祖母の思いから、私の名前が「恭巨」に成った次第である。 余談は、今日が原爆の日、終戦の日が近いので、私事ではあるが紹介した。 
 
Best regards
梶谷恭巨
 

 休刊状態が続いてしまった。 しばらくは、大きな問題が起きなかったという事なのだが、 実は、このところThinkPad‐X31の具合が悪く、その原因を探している。 例によって、症状から:
 
(1)もう、半年位になるのだが、実行中のThinkPadX31が、何の前触れもなくダウンするようになった。
 これが、事件の発端である。 ただ、頻繁に発生するようになったのは、この3ヶ月だ。
(2)先ず、考えられるのが、ハードウェアの問題である。
 そこで、以下の手順を実行する。
(3)PC-Doctorの実行。 正規版の診断ツールを実行した。
 結果は、異常なし。
(4)手順としては、前後逆なのかもしれないが、『セーフティ・モード』(ネットワーク接続)を実行し、且つ、レジストリーを、管理者およびユーザーの両方で、チックし、必要な箇所を修正した。
 再起動の結果、状況は改善したが、MSの修正プログラムや、ウイルス対策プログラム(私の場合、Biglobe推奨の『McAfee』のウイルスチェックプログラム実行時に、システムがダウン、しかも電源が落ちるのである。
(5)ところが、セーフティモードで、診断および修正プログラム実行時には、ダウンしないが、通常実行あるいは「前回正常実行」からブートし、修正後の実行時に、稼動状態を継続すると、時によって、シャットダウンまでの継続時間にはバラツキがあるが、矢張り、シャットダウンするのだ。
(6)このシャットダウン時の状況を確認したいと観察を続けるのだが、何の前触れも無くシャットダウン(電源が切れる)のだ。
(7)こうした現象の原因として考えられるのは、アドミニストレターとユーザー間におけるプロセスの不整合だが、レジストリーをトレースする限り、問題はないように思える。
(8)ただし、トレースの基点が問題になることがある。 特に、OSを何度も変更したり、アプリケーションを頻繁に変更する場合だ。 通常は、削除されても、レジストリーにはスレッドの履歴が維持されるのだが、ツールによっては、スレッドが分断され、リンクされた(既にリンクが切断された)履歴までクリアにするものがある。
(9)自分が使っているのは、UniBlueの統合ソフトウェアだが、いろいろと実験した限りでは、最良のプログラムと考えている。
(10)このソフトあるいはMcAfeeあるいはメーカーのものを使用して、多面的にチェックした。
(11)明確な結論は出なかったが、問題点がサービス実行中のソフトウェアにあること、しかも、ダブルブッキングしたランタイム・ルーティンなどがあることが推測された。
(12)実は、このX31に場合、本来の機能以上の機能を無理やりに搭載している。 これが可能な背景を説明するには、開発コンセプトにまで及ぶので省略するが、通常、開発時に1.5倍のの原則を想定する。 ただし、私がIBMの基本として教えられたのは、2.5倍を目標として、OSやアプリケーションを開発することだった。
(13)そうした無理は承知の上だが、そのこと自体が問題ではないと憶測する。
(14)それを査証するのが、セーフティモードでは、予期せぬ電源の切断は起こらないのだ。
 
 まだ検証が足りないかもしれないが(但し、もう半年以上になるのだが)、原因がインストール済みのソフトウェアに特定できると推測している。
 
(15)再起動時に気づいたことがある。 ログインするまでの入力待ち状態では、24時間放置したが電源が落ちることはなかった。
(16)と言うことは、Windows起動時のスタートプログラム、あるいは、それ以前のスタート・バッチファイルあるいはシステム・バッチファイルに書かれている初期実行プログラムに問題があるのかと考えた。
(17)その視点から考えると、Firewallの競合である。 MSとMcAfeeの競合だが、結論的に言えば、電源が落ちる要件が実証的にも確認できない。 (この問題が検討の余地がある。)
(18)話が前後するが、UniBlueのツールを使って、PCのスピードアップを図る時、先にも書いた、「二重スレッド」のエラーが発生することから、ランタイムなどの二重構造が原因の主たるものと推測するが、これがまた厄介だ。
(19)OS(WindowsXP)の構造から推測し、ツールを使って修復を図るのだが、数千あった多重スレッドを現在1300程度まで減少させることはできたのだが、そこで頓挫。 因みに、セーフティモードで、48時間連続チェックを行ったが、気がつくとプログラムはハングアップしていた。 (タスクマネージャーからタスクの終了が行えなかった。) しかし、不可解なのは、バックグランドのプログラムや、プログラムの起動は可能だったことだ。 ただ、これは構造化プログラム作成者には経験済みのことかもしれない。
(20)以上のことから、現状で推測されるのは、基本的な実行プログラムか、バックグランドで実行されているタスクマネージャーに表示されない(実行中のサービスもチェック)プログラムあるいはアプリケーションに問題があるのではないかと推測しつつ、結論が出ない状態である。
 
 故に、(言い残したことがあるかもしれないが)、五里霧中、困惑の中にあり、諸氏の助言を請いたい次第だ。
 
 尚、様々な要因もあるのだが、ブログ版『柏崎通信』を休刊状態に置くのも、これが一因である。 何しろ、メインに使用していたのがThinkPadX31だったのだ。
 
 改めて、お願いしたい。 何か良いアイディアでもあれば、ご教授頂きたい。
 
Best regards
梶谷恭巨
 



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